『失われたときを求めて』
フランスの文豪マルセル・プルースト
マイニングリグを稼働させて、nanopoolの方でも実際にマイニングされていることを確認してあとは放置してるだけでいいなんて楽ちんだなぁ~って思っていた時に鼻腔にどこか懐かしい匂いを感じた。
記憶の引き金
嗅覚と記憶にはとても強い結びつきがある。
視覚からの記憶はすぐに薄れるが嗅覚からの記憶は薄れにくいというデータもある。
夕立の香りで夏休みの青春時代を思い出したり、街中ですれ違った人の香水の匂いで昔の恋人を思い出したり。
特に嗅覚から記憶に刻まれるデータは喜怒哀楽や恋愛感情に結びつくのである。
マルセル・プルーストの小説『失われたときを求めて』の中で、主人公が紅茶にマドレーヌを浸したときに、その香りを嗅いで幼少期の記憶がよみがえるシーンがある。
その描写が元となりこの情動的な反応をプルースト効果と名付けたのである。
『バチバチもくもく』
私がプルースト効果によりマイニングリグから思い出した懐かしい記憶は中学の図工室の匂いだった。
はんだ付けを授業でした時の記憶が頭によぎりグラボに目を落とすと、煙があがりそこから青白い光がバチバチと鳴り続けている。
あ~~~、中学時代に戻りたい。。。と思う暇はない。
消火しなければ!バチバチと煙があがっている箇所を抜こうとしてしまったが電源から電気が来てる状態だから電源落とさないと危なくね?って思い、コンセントを引っこ抜き消火は完了。
見事に溶けちゃってますね。
こんな細かいいろんな精密機器で動いてるパソコン様だから燃えたりしたらもうダメなのかな~?でもパソコン様だし一回のボヤくらいで壊れたりしないよね~?ね~?
まだ1時間もマイニングしてないのに、もうパソコン様死んでしまうん?
組み立てたり準備した時間の方がマイニングしてた時間よりもはるかに多いんだけど。
私のその時間は全部無駄になってしまったということですか?
失われたときを返して!!